平
成
一
七
年
一
月
2005/01
初
御
空
1月の俳句。初御空の俳句。年新たの俳句 旅いくつこなして今日の年新た、初御空の俳句 初御空上へ上へと若き杉、独楽の俳句 独楽回るとき古傷は眼につかず、寒九の俳句 寒の水の俳句 登り来て寒九の水を寺に汲む、凍むの俳句 凍豆腐の俳句 一村の星を集めて豆腐凍む、水仙の俳句 水仙を剪れば香りぬ花の息、氷柱の俳句 滝氷柱太りて妥協する気なし。平成17年1月 野田ゆたか 昭和14年生まれ。