平
成
一
一
年
一〇
月
1999/10
秋の空
野田ゆたかの10月の俳句。蜜柑の俳句 海道を渡り来ここも蜜柑島。菊日和の俳句 錦城のでんと聳えて菊日和。石榴の俳句 手に届くまでの柘榴のたわみかな。菊の香の俳句 菊の香を誉めて嘱託退庁す。小鳥来るの俳句 坊ちやんの勤めし学舎小鳥来る。秋の空の俳句 バス旅の今日は明るく秋の空。菊の俳句 長持ちのしそうな菊を選び供花。