平
成
五
年
二
月
1993/02
猫の恋
平成5年2月の俳句。春風邪の俳句 欠勤の電話二人目春の風邪。盆梅の俳句 元禄の香りを今に盆古梅。野焼の俳句 一火より末黒を広げゆく野焼。春浅しの俳句 計画の二転三転春浅し。冴返るの俳句 雨止みて酒蔵の町冴返る。猫の恋の俳句 お手打の罪を知らずや猫の恋。年の豆の俳句 此までを生きしあかしの年の豆。清月庵主 野田ゆたか。