平
成
二
年
七
月
1990/07
暑気中り
7月の俳句。向日葵の俳句 向日葵や補習授業の子らの声。暑気中りの俳句 広辞苑持重りして暑気中り。凌霄花の俳句 降車より記憶を辿る凌霄花。雲の峰の俳句 山のこと語りたき日よ雲の峰。サングラスの俳句 住職に会えば外せしサングラス。雲の峰の俳句 出迎は明るい黄花半夏生草。蝉の俳句 蝉逃げて童の真顔崩れけり。清月庵主 野田ゆたか。