昭和六三
年
一
一
月
1988/11
石蕗の花
11月の俳句。石蕗の花の俳句 石蕗の花フランス風の庭ひそと。八手の花の俳句 花やつで手話の交番たまに留守。落葉の俳句 落ち葉の俳句 落葉して天底抜けの並木道。神の旅の俳句 神の旅こたびも同じ道とほり。落葉道の俳句 誘はれて誘ひて湯への落葉道。濡落葉の俳句 濡落葉転ばぬやうに石跨ぐ。大根煮の俳句 煮大根の俳句 大根の煮あがる匂ひ夕間詰。清月庵主 野田ゆたか俳句。