旧暦における月の異称  野田ゆたか編
 
 新暦においても旧暦時代の月の異名が月を違えずそのまま用いられている。
 
 旧暦は、1ヶ月を29日又は30日としてをり新暦とは微妙に異なるこがある。
 
 旧暦は1年が356日になることから19年に7回の割合で1年が13ヶ月になる閏月がある。
No. 7
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 旧 暦
〔異称2〕
 異 称 1
 異 称 3
 新 暦
1月
初春
 睦 月
 (むつき)
 正月(しょうがつ)   子の日月(ねのひづき)        
 陽春(ようしゅん)   孟春(もうしゅん)
 端月(たんげつ)    早緑月(さみどりづき)
  2月 4日頃
   ↓
  3月 5日頃
2月
仲春
如 月
(きさらぎ) 
 雪消月(ゆききえづき) 梅見月(うめみづき) 
 仲陽(ちゅうよう)   花朝(かちょう)
 雪消月(ゆきぎえづき) 木の芽月(このめづき)
3月 6日頃
   ↓
4月 4日頃
3月
晩春
弥 生
(やよい)
旧字彌生
 季春(きしゅん)    殿春(でんしゅん)
 暮春(ぼしゅん)    花見月(はなみづき)
 桜月(さくらづき)   竹の秋(たけのあき)
4月 5日頃
   ↓
5月 4日頃
4月
初夏
卯 月
(うづき)
俗字夘月
 孟夏(もうか)     首夏(しゅか)
 卯の花月(うのはなづき)夏端月(なつはづき)
 夏半(かはん)     麦秋(ばくしゅう)
5月 5日頃
   ↓
6月 6日頃
5月
仲夏
皐 月
(さつき)
本字皋月
 早苗月(さなえづき)  月見ず月(つきみずつき)
 雨月(うげつ)     田草月(たぐさづき)
 橘月(たちばなづき)  梅月(ばいげつ)
6月 6日頃
   ↓
7月 6日頃
6月
晩夏
水無月
(みなづき) 
 季夏(きか)      常夏月(とこなつづき)
 長夏(ちょうか)    松風月(まつかぜつき)
 溽暑(じょくしょ)   鳴神月(なるかみづき) 
7月 7日頃
   ↓
8月 8日頃
 
7月
初秋
文 月
(ふづき)
(ふみづき)
  親月(おやづき)    文披月(ふみひらきづき) 
 孟秋(もうしゅう)   新秋(しんしゅう)
 七夜月(ななよづき)  蘭月(らんげつ)
8月 7日頃
   ↓
9月 7日頃
 
8月
仲秋
葉 月
(はづき)
 仲商(ちゅうしょう)  清秋(せいしゅう)
 盛秋(せいしゅう)   秋涼(しゅうりょう)
 迎寒(げいかん)    葉落月(はおちづき)
9月 8日頃
   ↓
10月 7日頃
 
9月
晩秋
長 月
(ながづき) 
 季秋(きしゅう)    清秋(せいしゅう)
 盛秋(せいしゅう)   秋涼(しゅうりょう)
 迎寒(げいかん)    葉落月(はおちづき)
10月 8日頃
   ↓
1月 7日頃
10月
初冬
神無月
(かんなづき)
 開冬(かいとう)    陽月(ようげつ)
 孟冬(もうとう)    小春(こはる)
 小六月(ころくがつ)  時雨月(しぐれづき)
1月 8日頃
   ↓
2月 7日頃
11月
仲冬
霜 月
(しもつき)
(そうげつ)
 霜降月(しもふりづき) 暢月(ちょうげつ)
 神楽月(かぐらづき)  星紀(せいき)
 風寒(ふうかん)    雪見月(ゆきみづき)
2月 8日頃
   ↓
1月 4日頃
12月
晩冬
師 走
(しわす) 
 季冬(きとう)     黄鐘(こうしょう)
 極月(ごくげつ)    窮陰(きゅういん)
 臘月(ろうげつ)    春待月(はるまちづき) 
1月 5日頃
   ↓
2月 3日頃 
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列記したもののほか、地域や業者間で用いる異称が、まだまだたくさんあります。 
旧暦〔異称2〕異称1異称3新暦1月〔初春〕睦月(むつき)正月(しょうがつ)子の日月(ねのひづき)陽春(ようしゅん)孟春(もうしゅん)端月(たんげつ)早緑月(さみどりづき)2月4日頃↓3月5日頃2月〔仲春〕如月(きさらぎ)雪消月(ゆききえづき)梅見月(うめみづき)仲陽(ちゅうよう)花朝(かちょう)雪消月(ゆきぎえづき)木の芽月(このめづき)3月6日頃↓4月4日頃3月〔晩春〕弥生(やよい)旧字〔彌生〕季春(きしゅん)殿春(でんしゅん)暮春(ぼしゅん)花見月(はなみづき)桜月(さくらづき)竹の秋(たけのあき)4月5日頃↓5月4日頃4月〔初夏〕卯月(うづき)俗字〔夘月〕孟夏(もうか)首夏(しゅか)卯の花月(うのはなづき)夏端月(なつはづき)夏半(かはん)麦秋(ばくしゅう)5月5日頃↓6月6日頃5月〔仲夏〕皐月(さつき)本字〔皋月〕早苗月(さなえづき)月見ず月(つきみずつき)雨月(うげつ)田草月(たぐさづき)橘月(たちばなづき)梅月(ばいげつ)6月6日頃↓7月6日頃6月〔晩夏〕水無月(みなづき)季夏(きか)常夏月(とこなつづき)長夏(ちょうか)松風月(まつかぜつき)溽暑(じょくしょ)鳴神月(なるかみづき)7月7日頃↓8月8日頃7月〔初秋〕文月(ふづき)(ふみづき)親月(おやづき)文披月(ふみひらきづき )孟秋(もうしゅう)新秋(しんしゅう)七夜月(ななよづき)蘭月(らんげつ)8月7日頃↓8月7日頃8月〔仲秋〕葉月(はづき)仲商(ちゅうしょう)清秋(せいしゅう)盛秋(せいしゅう)秋涼(しゅうりょう)迎寒(げいかん)葉落月(はおちづき)9月8日頃↓10月7日頃9月〔晩秋〕長月(ながづき)季秋(きしゅう)清秋(せいしゅう)盛秋(せいしゅう)秋涼(しゅうりょう)迎寒(げいかん)葉落月(はおちづき)10月8日頃↓1月7日頃10月〔初冬〕神無月(かんなづき)開冬(かいとう)陽月(ようげつ)孟冬(もうとう)小春(こはる)小六月(ころくがつ)時雨月(しぐれづき)1月8日頃↓2月7日頃11月〔仲冬〕霜月(しもつき)(そうげつ)霜降月(しもふりづき)暢月(ちょうげつ)神楽月(かぐらづき)星紀(せいき)風寒(ふうかん)雪見月(ゆきみづき)2月8日頃↓1月4日頃12月〔晩冬〕師走(しわす)季冬(きとう)黄鐘(こうしょう)極月(ごくげつ)窮陰(きゅういん)臘月(ろうげつ)春待月(はるまちづき)1月5日頃↓2月3日頃旧暦における月の異称野田ゆたか編☆新暦においても旧暦時代の月の異名が月を違えずそのまま用いられている。☆旧暦は、1ヶ月を29日又は30日としてをり新暦とは微妙に異なるこがある。☆旧暦は1年が356日になることから19年に7回の割合で1年が13ヶ月になる閏月がある。No.7hai/70/17/月は、地域や同業者間で用いる異称など、ここに列記したもののほかにまだまだたくさんあります。