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インターネット俳句集「薬石」 虫の音の俳句 虫の音や寝落ちゆく子の手のぬくし 野田ゆたか。鷹渡るの俳句 潮騒の絶えざる岬鷹渡る 野田ゆたか。紅葉の俳句 男山神寂ぶ紅葉且つ散れり 野田ゆたか。芦刈りの俳句 体重を乗せて刈芦束ねけり 野田ゆたか。柊の俳句 人知れず咲きし柊鬼門守る 野田ゆたか。冬ぬくしの俳句 口ずさむ股旅演歌冬ぬくし 野田ゆたか。
野田ゆたかインターネット「薬石」第30句集の第8頁です。