6/7
インターネット俳句集「初明り」 露の俳句 露踏みし将の栄華を偲ぶ城 野田ゆたか。行く秋の俳句 ゆく秋の声なき声を聞く夜かな 野田ゆたか。重九の俳句 立砂を依代とせし重九かな 野田ゆたか。鹿の俳句 飛火野の俳句 飛火野の闇深めゆく鹿の声 野田ゆたか。茎漬けの俳句 茎漬で足りし茶粥でありしかな 野田ゆたか。鷹の俳句 蒼天の気流を見せし鷹渡る 野田ゆたか。野田ゆたかインターネット第25句集「初明り」の第6頁です。