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インターネット野田ゆたか句集「掛冠」の第２頁です。箸紙の俳句　筆馴し先づは吾が名を箸紙に　野田ゆたか詠。ラガーの俳句　スクラムのラガーの背より湯気上がる　野田ゆたか詠。冬終るの俳句　青天へ噴く岳ひとつ冬終る　野田ゆたか詠。凍ての俳句　凍てゆるむ再建重機天を突く　野田ゆたか詠。白魚の俳句　白魚の一合ほどの漁果かな　野田ゆたか詠。水温むの俳句　この町は最後の任地水温む　野田ゆたか詠。