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インターネット野田ゆたか句集「卒業」の第２頁です。年賀状の俳句　年賀状かの人の名を遂に見ず　野田ゆたか詠。初詣の俳句　末社まですべてを賽し初詣　野田ゆたか詠。柊挿すの俳句　柊を挿して見えざる鬼払ふ　野田ゆたか詠。水仙の俳句　水仙の白暮れなずむ塩屋跡　野田ゆたか詠。梅の俳句　離任地の梅の紅白眼に刻む　野田ゆたか詠。焼野の俳句　雨ごとに色褪せゆきし焼野かな　野田ゆたか詠。