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インターネット俳句集「事務納」野田ゆたかの第6頁です。
秋高しの俳句 ゆるゆると廻る風車の秋高し 野田ゆたか詠。重九の俳句 一献を良薬とせし重九かな 野田ゆたか詠。冬の俳句 また一つ座の閉ざされし冬の街 野田ゆたか詠。木の葉髪の俳句 解決の労には触れず木の葉髪 野田ゆたか詠。マスクの俳句 マスクして言葉濁してしまひけり 野田ゆたか詠。冬の月の俳句 異邦の娘客送り出す冬の月 野田ゆたか詠。