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宏一撮影／雛

宏一撮影／山椒の芽

宏一撮影／団栗の芽

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清月俳句会　平成２８年３月の清月句会出句から／花便りの俳句　挨拶は刻一刻の花だより　森戸しゆじ／春の雲の俳句　制服の採寸終へて春の雲　木村宏一／鴬の俳句　鶯や忍びのごとく藪の中　木村宏一／氷柱の俳句　氷柱解けリズムを刻みゆく日和　木村宏一／母子草の俳句　踏まれても生き継ぐ力母子草　駒田暉風 ／春夕焼けの俳句　歪たる昭和の硝子春夕焼　そうびん／麗らの俳句　うららかやぬり絵のいろのはみ出して　そうびん／公魚の俳句　公魚釣る浮桟橋や湖静か　そうびん／踏青の俳句　踏青や歩くリズムを大事にし　石川順一／母子草の俳句　産土に伸び競ひ合ふ母子草　橋本幹夫／花辛夷の俳句　みちのくの雨に濡れたる花辛夷　橋本幹夫／繁縷の花の俳句　幸せはほんの束の間花はこべ　橋本幹夫／初花の俳句　初花の数ふる枝に五つ六つ　池下よし子／春光の俳句　春光の窓に遺品の虫めがね　池下よし子／雛納めの俳句　雛納めパズルの如き箱の数　池下よし子／蒲公英の俳句　蒲公英や絮の旅立ち整ひて　山口美琴／キャベツの俳句　春の陽をたつぷり含むキャベツかな　山口美琴 ／梅の俳句　梅愛でて香りも乗せるバスツアー　山口美琴 ／春の宵の俳句　星一つ月に寄り添ふ春の宵　清水恵山 ／蕨の俳句　山寺の縁に置かれて蕨籠　清水恵山／夕東風の俳句　夕東風や神苑の絵馬鳴りやまず　清水恵山／落椿の俳句　雨上り車道にまでも落椿　筒井省司／種袋の俳句　種袋病気強しを買ひにけり　筒井省司／山笑うの俳句　深呼吸バーディチャンス山笑ふ　筒井省司／春雷の俳句　春雷が合図の如く雨あがる　田村公平 ／春の海の俳句　島唄で渡る牛車や春の海　田村公平／春の雨の俳句　傘さす子閉じて燥ぐ子春の雨　田村公平 ／春の水の俳句　きらきらと音の生まるる春の水　春生／桜の俳句　　朝ざくら夜勤明けたる軽き身に　春生／麗かの俳句　　麗かや人家は山に抱かれて　春生 ／春の川の俳句　湧き水に砂踊らせて春の川　後藤允孝／春泥の俳句　春泥を避ける術なき通学路　後藤允孝 ／春の海の俳句　追風を受けて帆船春の海　後藤允孝／雛納めの俳句　また一つ歳を重ねて雛納む　瀬尾睦夫／雪解川の俳句　急流の自由奔放雪解川　瀬尾睦夫 ／麗かの俳句　うららかや光を描くフェルメール　瀬尾睦夫／夕東風の俳句　夕東風や車呑込みフェリー発つ　ゆたか／長閑の俳句　長閑けしや牛反芻を繰返す　ゆたか／青き踏むの俳句　薬石の効有難く青き踏む　ゆたか　

平成年月インターネット清月俳句会作品集　主宰　野田ゆたか。Hp管理人　野田ゆたか。