平成二六年五月一〇句選
清月俳句会
池下よし子
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平成26年5月清月句会・十句選/04[投稿者] 池下よし子選/卯の花の俳句 卯の花やこぼれて白し月の夜 木村宏一の俳句/麦秋の俳句 麦秋やモザイク柄の美濃平野 石崎そうびんの俳句/山桜桃の俳句 名の知らぬ鳥にゆすらの実を盗られ 石川順一の俳句/八十八夜の俳句 山川草木雨の八十八夜かな 橋本幹夫の俳句/夏木立の俳句 夏木立奥の院へと磴いくつ 足立山渓の俳句/麦の秋の俳句 農道を車疾走麦の秋 山口美琴の俳句/菖蒲の俳句 湯上りの赤子に菖蒲香りけり 清水恵山の俳句/夏野菜の俳句 夏野菜あれやこれやと狭き庭 筒井省司の俳句/樟若葉の俳句 千年を手繰り寄せたり樟若葉 後藤允孝の俳句/石楠花の俳句 一山の石南花浄土明りかな 山縣伸義