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[季節] 初秋(旧暦8月10日) 忌句
[季題] 西鶴忌(さいかくき)
[副題] 二万翁(にまんをう/にまんおう)
旧暦8月10日没。享年51。井原西鶴(1642〜1693)の忌日。
大坂の町人で本名を平山藤五という。
西山宗因に俳諧を学んだ。
住吉社の社前で一昼夜2万3,500句を作った。
その後散文に転じ『好色一代男』『世間胸算用』などの浮世草子の作者として近松門左衛門・松尾芭蕉と並んで元禄期の文学の最高峰をなした。
墓所は大阪市の誓願寺。
西鶴忌の俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか遍のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。例句は原則として文語旧仮名遣いの有季定型俳句を取り上げています。清月の所在地 大阪府枚方市[季節] 初春(2月20日)忌句[季題] 西鶴忌(さいかくき)[副題] 二万翁(にまんをう/にまんおう)旧暦8月10日没。享年51。井原西鶴(1642〜1693)の忌日。大坂の町人で本名を平山藤五という。西山宗因に俳諧を学んだ。住吉社の社前で一昼夜2万3,500句を吐いた。その後散文に転じ『好色一代男』『世間胸算用』などの浮世草子の作者として近松門左衛門・松尾芭蕉と並んで元禄期の文学の最高峰をなした。一昼夜の間に発句をつくる数を競い2万句余りを詠んだという。墓所は大阪市の誓願寺。/西鶴忌の俳句 日に俳句二万詠みしと西鶴忌 清水恵山/西鶴忌の俳句 晩学のわれに鞭打つ西鶴忌 松宮育子/西鶴忌の俳句 桃の皮きれいに剥けし西鶴忌 野田ゆたか