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[季節] 仲冬・晩冬(12月・1月) 植物季題
 
[季題] 冬菫(ふゆすみれ)
 
[副題] 寒菫(かんすみれ)
 
 
 特定の品種をさすのではなく春の花である菫が日当たりの良い庭園や野山で先がけて冬の半ばから咲き始めるものをいう。

 寒さの中にけなげに咲く菫は清楚で可憐であり心を和ませる。
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季節の花300 より
冬すみれの俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか遍のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。例句は原則として文語旧仮名遣いの有季定型俳句を取り上げています。清月の所在地 大阪府枚方市[季節] 初冬を主に三冬(11月を主に11月から1月)植物季題[季題] 冬菫(ふゆすみれ) [副題] 寒菫(かんすみれ) 特定の品種を差すのではなく春の花である菫が日当たりの良い庭園や野山で先がけて冬の半ばから咲き始めるものをいう。 寒さの中にけなげに咲く菫は清楚で可憐であり心を和ませる。冬菫の俳句 感動の言葉短し冬すみれ 有馬やよこ。冬すみれの俳句 冬すみれ誰を待つとも知らずして 志村万子。冬すみれの俳句 小さくとも健気に咲きし冬すみれ 湯沢正枝。冬菫の俳句 たまさかは道に逸れたし冬菫 池下よし子。冬すみれの俳句 岩陰の冬の菫の逞しく 清水恵山。冬菫の俳句 冬菫咲く日溜りに歩を休め 筒井省司。冬すみれの俳句 冬すみれ嬉しき言葉秘めきれず 野田ゆたか