12-g-19
[季節] 仲冬を主に三冬(12月を主に11月から1月)植物季題
[季題] 枯草(かれくさ)
[副題] 草枯る(くさかる)
冬が深まると野山はいうに及ばず庭の草々もみな枯れ尽くす。
その姿も色もわびしく寒々としたものを感じさせるが儚い美しさも感じさせられる。
草の名が知れているものは枯荻・枯葭・枯薊・枯芙蓉・枯鶏頭・枯葛・枯竜胆などと詠まれ別題となる。
枯草の俳句haiku saijiki 清月俳句歳時記/野田ゆたか編の12月の植物俳句のページです。例句は、芭蕉のほかは現在活動中の有季定形・伝統的俳句作家の皆様の俳句から抽出しています。編者野田ゆたかnoda yutakaは、平成24年1月現在、ホトトギスで指導を仰ぐとともにインターネット俳句「清月」を主宰しています。[季節] 仲冬を主に三冬(12月を主に11月から1月)植物季題[季題] 枯草(かれくさ)[副題] 草枯る(くさかる)冬が深まると野山はいうに及ばず庭の草々もみな枯れ尽くす。その姿も色もわびしく寒々としたものを感じさせるが儚い美しさも感じさせられる。草の名が知れているものは枯荻・枯葭・枯薊・枯芙蓉・枯鶏頭・枯葛・枯竜胆などと詠まれ別題となる。 <例句>▼枯草の俳句 花皆枯て哀をこぼす草の種 芭蕉▼枯草の俳句 醜草も名のある草も枯れにけり 姉歯義ひろ▼枯草の俳句 花なべて枯れしベランダ淋しかり 庄司典子▼枯草の俳句 草枯れていつとはなしに嵩減りし 久保田昌子