12-g-18
[季節] 仲冬を主に三冬(12月を主に11月から1月)植物季題
[季題] 枯蘆(かれあし)
[副題] 枯芦(かれあし) 枯葦(かれあし)
葉が狐色になり枯れた蘆。
葉が枯れて葉が下の方から落ちて茎だけが湿地の水に光っていたりする。
冬の水辺の風景を一層侘しく見せる。
残った枯茎群の中に風を避けて笹子などが鳴いていたりする。
枯蘆の俳句haiku saijiki 清月俳句歳時記/野田ゆたか編の12月の植物俳句のページです。例句は、芭蕉のほかは現在活動中の有季定形・伝統的俳句作家の皆様の俳句から抽出しています。編者野田ゆたかnoda yutakaは、平成24年1月現在、ホトトギスで指導を仰ぐとともにインターネット俳句「清月」を主宰しています。[季節] 仲冬を主に三冬(12月を主に11月から1月)植物季題[季題] 枯蘆(かれあし)[副題] 枯芦(かれあし) 枯葦(かれあし)葉が狐色になり枯れた蘆。葉が枯れて葉が下の方から落ちて茎だけが湿地の水に光っていたりする。冬の水辺の風景を一層侘しく見せる。残った枯茎群の中に風を避けて笹子などが鳴いていたりする。<例句>▼枯蘆の俳句 川巾を広げ広げて葦枯るる 宇都宮美智子▼枯蘆の俳句 枯蘆へ蘆笛の音のつづきけり 井川芳子▼枯葦の俳句 枯葦や湖賊が夢の丸子船 前川嘉風▼枯蘆の俳句 盧枯れて流るる時の澄むばかり 野田ゆたか/枯蘆の俳句 枯葦や影黒々と比良比叡 石崎そうびん