12-g-13
[季節] 仲冬を主に三冬（１２月を主に１１月から１月）植物季題
[季題] 枯芝（かれしば）
[副題] なし。
家の庭や庭園の一面に枯れた芝生はまさに冬ざれの景である。
だが晴れた日ざしの枯芝の色はどこかぬくもりを感じさせられてなつかしい。
枯芝の俳句haiku saijiki 清月俳句歳時記／野田ゆたか編の１２月の植物俳句のページです。例句は、芭蕉のほかは現在活動中の有季定形・伝統的俳句作家の皆様の俳句から抽出しています。編者野田ゆたかnoda yutakaは、平成２４年１月現在、ホトトギスで指導を仰ぐとともにインターネット俳句「清月」を主宰しています。[季節] 仲冬を主に三冬（１２月を主に１１月から１月） 植物季題[季題] 枯芝（かれしば）[副題] 芝枯る（しばかる） 野原や草原に自生する芝・公園や庭などに植えられた芝も冬には枯れて薄茶色の枯芝となる。 これら一面に枯れた芝生はまさに冬ざれの景である。 だが日ざしにの枯芝の色はどこかぬくもりを感じさせられるように見える。▼枯芝の俳句 枯芝にあまねき日差ありにけり 西﨑佐知枯芝にレース優勝インタビユー 山本とも江▼枯芝の俳句 枯芝の浄土の庭に心足る 大畠宮子▼枯芝の俳句 枯芝の立入禁止烏群れ 加藤ひかり▼枯芝の俳句 枯芝にコロコロ転ぶ小犬かな 及川輝子▼枯芝の俳句 枯芝といふ明るさに雨霽るる 近藤清女