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[季節] 仲冬を主に三冬(12月を主に11月から1月)植物季題

[季題] 枯芭蕉(かればせう/かればしょう)

[副題] なし。
 
 
 青々と天に向かって広葉を張っていた芭蕉もしだいに風や日に破れやがてすっかり枯れ果てて茶色になってしまう。
 
 これを枯芭蕉という。
 
 破れた葉が無惨に垂れ下がり枯れて立ち尽くしている芭蕉は哀れでもある。
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季節の花300 より
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枯芭蕉の俳句歳時記 清月俳句歳時記12月の植物俳句のページです。例句は、芭蕉のほかは現在活動中の有季定形・伝統的俳句作家の皆様の俳句から抽出しています。編者野田ゆたかは、平成22年1月現在、ホトトギス及び未央で指導を仰ぐとともにインターネット俳句「清月」を主宰しています。 [季節] 仲冬を主に三冬(12月を主に11月から1月) 植物季題 [季題] 枯芭蕉(かればせう/かればしょう) [副題] なし。 青々と天に向かって広葉を張っていた芭蕉も、しだいに風や日に破れ、やがてすっかり枯れ果てて茶色になってしまう。これを枯芭蕉という。 破れた葉が無惨に垂れ下がり、枯れて立ち尽くしている芭蕉は哀れである。 枯芭蕉の俳句 庭隅に従容として枯芭蕉 西崎佐知 枯芭蕉の俳句 終焉に句碑に添ひたる枯芭蕉 森本恭生 枯芭蕉の俳句 枯芭蕉おどろの闇を払ひ得ず 大畠宮子 枯芭蕉の俳句 日の当たる川は空色枯芭蕉 小川和子 枯芭蕉の俳句 枯芭蕉日暮れのさまの尚もまた 西岡甲子 枯芭蕉の俳句 己が身を持て余しをり枯芭蕉 川崎郁子 枯芭蕉の俳句 山鳴は魔女の宴か枯芭蕉 野田ゆたか /枯芭蕉の俳句 芭蕉句碑そびらにあまた枯芭蕉 水野惠以/枯芭蕉の俳句 生きてゐることの喜び枯芭蕉 橋本幹夫/枯芭蕉の俳句 枯芭蕉辞世の句碑を守るかに 伊藤悦子/枯芭蕉の俳句 枯芭蕉句碑のぞびらに守る如く 水野良子/枯芭蕉の俳句 芭蕉枯れなほ目にとまる花蕊かな 青木菅子/枯芭蕉の俳句 枯芭蕉句碑に懸りてて動かざる 池田幸恵/枯芭蕉の俳句 幹裂けて葉は横切れの枯芭蕉 梅田澄子