12-g-04
[季節] 仲冬を主に三冬(12月を主に11月から1月)植物季題
[季題] 枯木立(かれこだち)
[副題] なし。
枯死した木ではない。
落葉し尽くし枯れてしまったように見える落葉樹の枯木立をいう。
幹と枝だけになった木は見通しが良くなり視野が広がり日差しを遮るものがなくなり周辺が明るくなる。
枯木立の俳句 清月俳句歳時記 俳句のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。有季定型俳句 伝統俳句の歳時記のページです。編者野田ゆたかは、平成24年1月現在、インターネット俳句「清月」を主宰しています。例句は、松尾芭蕉を除き現在活動中の作家の俳句から抽出しています。[季節] 仲冬を主に三冬(12月を主に11月から1月)植物季題 [季題] 枯木立(かれこだち)[副題] 寒林(かんりん)落葉し尽くし枯れてしまったように見える落葉樹の木立をいう。 幹と枝だけになった木は見通しが良くなり視野が広がり日差しを遮るものがなくなり周辺が明るくなる。 枯木立の林を寒林と言い言葉の響きから枯木立より寒さの厳しさが感じられる。/枯木立の俳句 枯木立透ける彼方の海の荒れ 西崎佐知/枯木立の俳句 枯木立園の深さを極めけり 大畠宮子/枯木立の俳句 枯木立ライトアツプに甦る 加藤ひかり/枯木立の俳句 見通せる森の奥まで枯木立 前田甲山/枯木立の俳句 故郷も異郷となりぬ枯木立 飯岡良一/枯木立の俳句 索道を渡し工事の枯木山 藤戸寿枝/枯木立の俳句 枯木立推敲の途に友の声 片岡正枝/枯木立の俳句 沈みゆく陽に影長き枯木立 高橋泉也/枯木立の俳句 枯木立空の広さを見通せり 笠井美和子/枯木立の俳句 受け継ぎし在所の山の枯木立 上杉マサ/枯木立の俳句 華やかに電飾纏ひ枯木立 池下よし子/枯木立の俳句 枯木立囁き残しよぎる風 嶋きさ子/枯木立の俳句 枯木立軍靴の音の遠からず 野田ゆたか/枯木立の俳句 色のなき風の騒げる枯木立 野田ゆたか