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[季節] 仲冬を主に三冬（１２月を主に１１月から１月）動物季題
[季題] 都鳥（みやこどり）←隅田川に限る季題。
[副題] なし。
隅田川に浮かび飛翔する百合鴎のこと。
隅田川に浮く百合鴎を在原業平が「名にし負はばいざ言問はむ都鳥
わが思ふ人はありやなしやと」と詠んで京に残した恋人を偲んだ「伊
勢物語」の一節以来・隅田川の百合鴎を「都鳥」と呼ぶ慣わしとなっ
ている。
したがって隅田川以外では都鳥と呼ばれることがない。
都鳥の俳句 清月俳句歳時記／野田ゆたか編の１２月の俳句のページです。例句は、芭蕉のほかは現在活動中の有季定形・伝統的俳句作家の皆様の俳句から抽出しています。編者野田ゆたかは、平成２５年１月現在、インターネット俳句「清月」を主宰しています。[季節] 仲冬を主に三冬（１２月を主に１１月から１月）動物季題[季題] 都鳥（みやこどり） ← 隅田川に限る季題。[副題] なし。隅田川を浮かび又飛翔する百合鴎のこと。隅田川に浮く百合鴎を在原業平が「名にし負はばいざ言問はむ都鳥わが思ふ人はありやなしやと」と詠んで京に残した恋人を偲んだ「伊勢物語」の一節以来・隅田川の百合鴎を「都鳥」と呼ぶ慣わしとなっている。したがって隅田川以外では都鳥と詠むことはあり得ない。／都鳥の俳句 塩にしてもいざことづてん都鳥 松尾芭蕉／都鳥の俳句 勘三郎逝くや舞ひ出づ都鳥 池下よし子／都鳥の俳句 喧嘩して直ぐ仲直り都鳥 橋本幹夫／都鳥の俳句 満ちてきし潮に羽振る都鳥 鈴木かね