12-f-19
[季節] 仲冬を主に三冬(12月を主に11月から1月)動物季題
[季題] 冬の蜂(ふゆのはち)
[副題] なし。
雄蜂は冬死ぬが交尾後の雌だけが生き残って越冬し翌春一匹で巣を作り卵を産む。
越冬中の動作は鈍く頼りなげによろよろと動いているものを見かけることがある。
冬の蜂の俳句haiku saijiki 清月俳句歳時記/野田ゆたか編の12月の動物俳句のページです。例句は、芭蕉のほかは現在活動中の有季定形・伝統的俳句作家の皆様の俳句から抽出しています。編者野田ゆたかnoda yutakaは、平成24年1月現在、ホトトギスで指導を仰ぐとともにインターネット俳句「清月」を主宰しています。[季節] 仲冬を主に三冬(12月を主に11月から1月)季題[季題] 冬の蜂(ふゆのはち)[副題] なし。雄蜂は冬死ぬが交尾後の雌だけが生き残って越冬し翌春一匹で巣を作り卵を産む。越冬中の動作は鈍く頼りなげによろよろと動いているものを見かけることがある。<例句>・冬の蜂の俳句 冬の蜂脚を垂して飛んでゆく 川崎孝二・冬の蜂の俳句 冬の蜂皇帝ダリアに来てをりぬ 池下よし子・冬の蜂の俳句 巣を出でて日当る草に冬の蜂 本郷智子・冬の蜂の俳句 冬の蜂邪魔にならねば生かされし 野田ゆたか/冬の蜂の俳句 羽音なく来て冬蜂の這歩く 清水恵山/冬の蜂の俳句 陽だまりの花弁に埋もれ冬の蜂 山縣伸義