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[季節] 仲冬(12月)       行事季題

[季題] 神楽(かぐら)

[副題] 里神楽(さとかぐら)
 
 
 毎年12月吉日の夜に宮中で奏される神楽をいう。

 天の岩戸の前で行われた歌舞が起源といわれ神遊とも云われる。

 またこのころ各地の神社で行われる神楽を里神楽といい笛や太鼓で囃し面をかぶり多くは無言で演じられる。

 その時に庭で焚く篝火を庭燎(にわび)という。
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木村宏一氏撮影
神楽の俳句haiku saijiki 清月俳句歳時記/野田ゆたか編の12月の行事俳句のページです。例句は、芭蕉のほかは現在活動中の有季定形・伝統的俳句作家の皆様の俳句から抽出しています。編者野田ゆたかnoda yutakaは、平成24年1月現在、ホトトギスで指導を仰ぐとともにインターネット俳句「清月」を主宰しています。[季節] 仲冬(12月)行事季題[季題] 神楽(かぐら)[副題] 里神楽(さとかぐら)毎年十二月吉日の夜に宮中で奏される神楽をいう。天の岩戸の前で行われた歌舞が起源といわれ神遊とも云われる。またこのころ各地の神社で行われる神楽を里神楽といい笛や太鼓で囃し面をかぶり多くは無言で演じられる。その時に庭で焚く篝火を庭燎(にわび)という。<例句>・神楽の俳句 谷筋の今宵は点る神楽宿 舘野翔鶴・神楽の俳句 灘の日を遍く浴びて舟神楽 若林柾矢・神楽の俳句 望郷や大蛇の神楽興に入る 上杉マサ・神楽の俳句 圧巻の八岐大蛇里神楽 川上真太郎