12-e-04
[季節] 仲冬(12月31日) 行事季題
[季題] 除夜の鐘(ぢよやのかね/じょやのかね)
[副題] なし。
大晦日の夜12時近くになるとあちこちの寺の鐘が鳴り始める。
百八の煩悩を除去するとしてその数にあたる108回鐘を撞くので殷々として闇の中に鳴り響く。
それを聞きつつ行く年・来る年の感じを一入深くするものである。
除夜の鐘の俳句 浄闇の国分野渡る除夜の鐘 横田寿賀子の俳句 除夜の鐘の俳句 たっぷりと浸る湯船や除夜の鐘 土屋 勝の俳句 除夜の鐘の俳句 一山に沁み入る除夜の鐘を撞く 小笠原ひろみの俳句 除夜の鐘の俳句 除夜の鐘余韻に両手合はしけり 石田祐智子の俳句 除夜の鐘の俳句 鳴り響く温泉郷の除夜の鐘 奥田不二子の俳句 除夜の鐘の俳句 除夜の鐘一打百里や海に消ゆ 三浦光芳の俳句 除夜の鐘の俳句 煩悩を少しは残し除夜の鐘 野田ゆたかの俳句 除夜の鐘の俳句 清月俳句歳時記12月の時候俳句のページです。例句は、芭蕉のほかは現在活動中の有季定形・伝統的俳句作家の皆様の俳句から抽出しています。編者野田ゆたかは、平成22年1月現在、インターネット俳句「清月の俳句」を主宰しています[季節] 仲冬の俳句を主に三冬(12月を主に11月から1月)行事の俳句季題[季題]除夜の鐘の俳句(ぢよやのかね/じょやのかねの俳句)大晦日の夜12時近くになるとあちこちの寺の鐘が鳴り始める。百八の煩悩を除去するとしてその数にあたる108回鐘を撞くので殷々として闇の中に鳴り響く。それを聞きつつ行く年・来る年の感じを一入深くするものである。/除夜の鐘 除夜の鐘大八洲に鳴りつづく 田村昌平/除夜の鐘 知る人の少なき寺の除夜の鐘 岩間れい子/除夜の鐘 泣きに来し妹返す除夜の鐘 橋本照子/除夜の鐘 落し湯の音を聴きつつ除夜の鐘 駒田暉風/除夜の鐘 除夜の鐘煩悩消滅百八つ 戸本文雄/除夜の鐘 どちらかと言えば幸せ除夜の鐘 清水恵山/除夜の鐘 除夜に撞く鐘新しき高台寺 西村舟津/除夜の鐘 悪無き歳振り返り除夜の鐘 能口和子