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[季節] 仲冬(12月22日頃)    行事季題

[季題] 柚湯(ゆずゆ)

[副題] 柚子湯(ゆずゆ)    柚風呂(ゆぶろ)
 
    柚子風呂(ゆずぶろ) 冬至湯(とうじゆ)
 
    冬至風呂(とうじぶろ)
 
 
 冬至の日に香りの高い柚子の実を風呂に入れ入浴する行事。
 
 いかにも香りが高く古くからの習慣で柚湯に入ると無病息災でいられるという俗信がある。
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柚湯の俳句歳時記 清月俳句歳時記12月の行事俳句のページです。例句は、芭蕉のほかは現在活動中の有季定形・伝統的俳句作家の皆様の俳句から抽出しています。編者野田ゆたかは、平成22年1月現在、ホトトギス及び未央で指導を仰ぐとともにインターネット俳句「清月」を主宰しています。 [季節] 仲冬(12月22日頃) 行事季題 [季題] 柚湯(ゆずゆ) [副題] 柚子湯(ゆずゆ) 柚風呂(ゆぶろ) 柚子風呂(ゆずぶろ) 冬至湯(とうじゆ) 冬至風呂(とうじぶろ) 冬至の日に、香りの高い柚子の実を切って風呂に入れ入浴する行事。 いかにも香りが高く、古くからの習慣で柚湯に入ると無病息災でいられるという俗信がある。 柚湯の俳句 一年の越しかた良しと柚子風呂に 西ア佐知 柚湯の俳句 銭湯に行く習わしも柚湯かな 北川紀美子 柚湯の俳句 法悦に歌口遊む柚風呂かな 横田寿賀子 柚湯の俳句 厨事終へてゆつくり柚湯かな 佐藤美和子 柚子湯の俳句 柚子の香の児を受け取りしバスタオル 姉歯義ひろ 柚子湯の俳句 わが余生浸りて想ふ柚子湯かな 八巻年子 柚子湯の俳句 へちや柚子で老の事足る柚子湯かな 竹中三津子 柚湯の俳句 つんつんと肌をくすぐる柚湯かな 長嶺 勇 柚子湯の俳句 追ひ焚きの湯のたふたふと柚子にほふ 藤枝十屋勝 柚子湯の俳句 老一人柚子湯に浸るのんびりと 古堂周子 柚子湯の俳句 湯上りの柚子の香まとひ集まりぬ 加藤美津子 柚子風呂の俳句 柚子風呂に思ひ出たぐり年重ね 杉橋てつ 柚子湯の俳句 恙なき日なり柚子湯に身をゆだね 吉田静代 柚湯の俳句 湯上がりの髪に柚の香ほんのりと 橘川 重 柚子風呂の俳句 柚子風呂に長湯となりし火照かな 藤戸寿枝 柚子湯の俳句 朝風呂と酒落て柚子湯に浸かりけり 堀江桃雀 柚子湯の俳句 ふる里の柚子を浮べて長湯かな 福島二美 柚子湯の俳句 しまい湯の柚子引寄せて胸に抱く 堀尾早苗 柚湯の俳句 被介護の母に仕立てし柚湯かな 野田ゆたか