12-d-83
[季節] 仲冬を主に三冬(12月を主に11月から1月)生活季題
[季題] 紙子(かみこ)
[副題] 紙衣(かみこ) 紙ぎぬ(かみぎぬ)
素紙子(すがみこ) 白紙子(しろかみこ)
江戸時代に多く用いられた紙製の衣服。
和紙を糊でつなぎ重ねて柿渋をぬり乾かして揉み柔らかくして衣服に仕立てたもののこと。
白紙子は柿渋を塗ってない白地の紙子。僧や好事家に用いられる。
現在でも二月堂の修二会の法衣として白紙子が用いられている。
紙子の清月俳句歳時記[季節]仲冬を主に三冬(12月を主に11月から1月)生活季題[季題]紙子(かみこ)[副題]紙衣(かみこ)紙ぎぬ(かみぎぬ)素紙子(すがみこ)白紙子(しろかみこ)江戸時代に多く用いられた紙製の衣服。和紙を糊でつなぎ柿渋をぬり乾かして揉み柔らかくして衣服に仕立てたもののこと。現在でも二月堂の修二会の法衣として紙子が用いられている。<例句>紙衣の俳句 破れ紙衣伸びたる髭の修二会僧 西村舟津。紙衣の俳句 かげろふの我が肩に立つ紙子かな 芭蕉