12-d-64
[季節] 初冬・仲冬(11月・12月)生活季題
[季題] 春著縫う(はるぎぬふ/はるぎぬう)
[副題] 春着縫う(はるぎぬふ/はるぎぬう)
正月用の晴着を縫うこと。
生活様式の変化で正月も洋装で過ごす人が多いが和装で過ごされる人もおられる。
特に正月を和装でと華やいだ反物を広げ年の瀬の忙しい時間をやり繰りして縫い上げてゆく情景は女性にとっては楽しい時間のように伺える。
また年の瀬に頼まれて縫う場合や呉服商が縫い子に縫わせる場合もあろう。
春著縫うの俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか編の12月の俳句のページです。例句は、芭蕉のほかは現在活動中の有季定形・伝統的俳句作家の皆様の俳句から抽出しています。編者野田ゆたかは、平成25年1月現在、インターネット俳句「清月」を主宰しています。[季節] 仲冬を主に三冬(12月を主に11月から1月)生活季題[季題] 春著縫う(はるぎぬふ/はるぎぬう)[副題] 春着縫う(はるぎぬふ/はるぎぬう)正月用の晴着を縫うこと。生活様式の変化で正月も洋装で過ごす人が多いが和装を過ごされる人もおられる。特に正月を和装でと華やいだ反物を広げ年の瀬の忙しい時間をやり繰りして縫い上げてゆく情景は女性にとっては楽しい時間のように伺える。また年の瀬に頼まれて縫う場合や呉服商が縫い子に縫わせる場合もあろう。/春著縫う 仮縫の春着衣桁に掛け拡ぐ 稲福昌一/春著縫う 春衣縫ひ徹夜せし日のありしかな 大西吉子/春著縫う 嫁ぐ娘に母はせつせと春着ぬふ 武田愛女