12-d-51
[季節] 仲冬を主に三冬(12月を主に11月から1月)生活季題
[季題] 薬喰(くすりぐひ/くすりぐい)
薬食(くすりぐひ/くすりぐい)
[副題] 紅葉鍋(もみぢなべ/もみじなべ)
主として鹿肉を食べるのを云うが近年では他の獣類の肉を食べる時にも用いられる。
古くは仏教の教えにより肉食が禁止されていたが寒中には養生の薬と称して鹿肉を食べた。
冬季の鹿は美味なので特に好まれる。その鍋は鹿と紅葉の縁で紅葉鍋という。
※ 猪の鍋物は「猪鍋・牡丹鍋」と云い別題となる。
薬食いの俳句haiku saijiki 清月俳句歳時記/野田ゆたか編の12月の生活俳句のページです。例句は、芭蕉のほかは現在活動中の有季定形・伝統的俳句作家の皆様の俳句から抽出しています。編者野田ゆたかnoda yutakaは、平成24年1月現在、ホトトギスで指導を仰ぐとともにインターネット俳句「清月」を主宰しています。[季節] 仲冬を主に三冬(12月を主に11月から1月)生活季題[季題] 薬喰(くすりぐひ/くすりぐい)・薬食(くすりぐひ/くすりぐい) [副題] 紅葉鍋(もみぢなべ/もみじなべ)主として鹿肉を食べるのを云うが近年では他の獣類の肉を食べる時にも用いられる。古くは仏教の教えにより肉食が禁止されていたが寒中には養生の薬と称して鹿肉を食べた。冬季の鹿は美味なので特に好まれる。その鍋は鹿と紅葉の縁で紅葉鍋という。 ※猪の鍋物は「猪鍋・牡丹鍋」と云い別題となる。<例句>・薬食いの俳句 厨房に男ばかりの薬喰 松岡推月・薬食いの俳句 余命ある隈り達者に薬喰ひ 瀧尻久美子・薬食いの俳句 雨音に雷も加はり薬喰 堀口まゆみご・薬食いの俳句 当地の酒は辛口薬喰 野田ゆたか