12-d-45
[季節] 仲冬を主に三冬(12月を主に11月から1月)生活季題
[季題] 冬座敷(ふゆざしき)
[副題] なし。
冬らしくしつらえた座敷をいう。
襖や障子を閉めきり調度や床の間の花にも配意され煖房も備わった座敷。
硝子戸越しに庭が見えたり障子に冬木の影を落としたりする。
夏座敷は涼感を感じさせるのに対し冬座敷はほのぼのとした暖かさを感じさせる。
冬座敷の俳句haiku saijiki 清月俳句歳時記/野田ゆたか編の12月の生活俳句のページです。例句は、芭蕉のほかは現在活動中の有季定形・伝統的俳句作家の皆様の俳句から抽出しています。編者野田ゆたかnoda yutakaは、平成24年1月現在、ホトトギスで指導を仰ぐとともにインターネット俳句「清月」を主宰しています。[季節] 仲冬を主に三冬(12月を主に11月から1月)生活季題[季題] 冬座敷(ふゆざしき)[副題] なし。冬らしくしつらえた座敷をいう。襖や障子を閉めきり調度や床の間の花にも配意され煖房も備わった座敷。硝子戸越しに庭が見えたり障子に冬木の影を落としたりする。夏座敷は涼感を感じさせるのに対し冬座敷はほのぼのとした暖かさを感じさせる。<例句>▼冬座敷の俳句 絵襖の墨痕擢せし冬座敷 西村舟津▼冬座敷の俳句 民話聞く音も静かに冬座敷 加藤哲夫▼冬座敷の俳句 はは在ればいつも香煙冬座敷 池下よし子▼冬座敷の俳句 遺影見て又涙する冬座敷 竹中三津子▼冬座敷の俳句 香を焚く事も久しき冬座敷 堀口まゆみ/冬座敷の俳句 冬座敷和気満堂と扁額に 清水恵山/冬座敷の俳句 紺地金泥経掛くる冬座敷 石崎そうびん