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[季節] 仲冬を主に三冬(12月を主に11月から1月)生活季題

[季題] 懐手(ふところで)

[副題] なし
 
 
 和服の時に無意識に手の冷えを防ぐために袂の中や胸元に両手を差し入れることをいう。

 多くは不精者のすることとされる。

 あまり見てくれの良いものではないが和服特有の季節感がある。

 腕組と混同されてることがあるが腕組みには季節感が無い。
懐手の俳句haiku saijiki 清月俳句歳時記/野田ゆたか編の12月の生活俳句のページです。例句は、芭蕉のほかは現在活動中の有季定形・伝統的俳句作家の皆様の俳句から抽出しています。編者野田ゆたかnoda yutakaは、平成24年1月現在、ホトトギスで指導を仰ぐとともにインターネット俳句「清月」を主宰しています。[季節] 仲冬を主に三冬(12月を主に11月から1月)生活季題[季題] 懐手(ふところで)[副題] なし。和服の時に無意識に手の冷えを防ぐために袂の中や胸元に両手を差し入れることをいう。多くは不精者のすることとされる。あまり見てくれの良いものではないが和服特有の季節感がある。腕組と混同されてることがあるが腕組みには季節感が無い。<例句>▼懐手の俳句 成り行きは天の采配懐手 西崎佐知▼懐手の俳句 懐手して聞き役にまはりけり 布野 壽▼懐手の俳句 知りつくし聞き上手なる懐手 岩井純子▼懐手の俳句 懐手解きて換み手の立話 藤本春苑