12-d-32
[季節] 仲冬を主に三冬(12月を主に11月から1月)生活季題
[季題] 隙間風(すきまかぜ)
[副題] なし。
昔の日本家屋では戸障子や壁の隙間から風が吹き込んで温まらなかった。
狭いところを通ってくる冬の風は刃物のように鋭く冷たく感じられる。
近年は戸などの建具や壁などの断熱施工により隙間風を通す家屋が無くなってきた。
すきま風の俳句 haiku saijiki 清月俳句歳時記12月の時候俳句のページです。例句は、芭蕉のほかは現在活動中の有季定形・伝統的俳句作家の皆様の俳句から抽出しています。編者野田ゆたnoda yutakaは、平成22年1月現在、ホトトギスで指導を仰ぐとともにインターネット俳句「清月」を主宰しています。[季節]仲冬を主に三冬(12月を主に11月から1月)生活季題[季題]隙間風(すきまかぜ)昔の日本家屋では戸障子や壁の隙間から風が吹き込んで温まらなかった。狭いところを通ってくる冬の風は刃物のように鋭く冷たく感じられる。近年は戸などの建具や壁などの断熱施行により隙間風を通す家屋が少ない。▼隙間風の俳句 隙間風帰りの遅き人待ちて 南部静季の俳句▼すきまかぜの俳句 隙間風忘れ舞台の熱演に 土舘イサの俳句▼隙間風の俳句 隙間風築百年の生家かな 石崎そうびんの俳句▼すきま風の俳句 ニュース又狂気の沙汰や隙間風 林雄次郎の俳句▼隙間風の俳句 痩せたるや背なに堪へる隙間風 高橋泉也の俳句▼すきま風の俳句 集会に遅れ末座の隙間風 清水恵山の俳句▼隙間風の俳句 夜は夜の猫のすり寄る隙間風 野田ゆたかの俳句