12-d-18
[季節] 仲冬(12月末) 生活季題
[季題] 日記果つ(につき/にっきはつ)
[副題] 古日記(ふるにつき/ふるにっき)
1年間書き綴ってきた日記を書き終わることをいう。
思出の多い日々あるいは空白に過ぎた日があってもいよいよ終わりとなればそれぞに感慨が胸の中に去来する。
日記果つの俳句歳時記 清月俳句歳時記12月の生活俳句のページです。例句は、芭蕉のほかは現在活動中の有季定形・伝統的俳句作家の皆様の俳句から抽出しています。編者野田ゆたかは、平成22年1月現在、ホトトギス及び未央で指導を仰ぐとともにインターネット俳句「清月」を主宰しています。 [季節] 仲冬(12月末) 生活季題 [季題] 日記果つ(につき/にっきはつ) [副題] 古日記(ふるにつき/ふるにっき) 1年間書き綴ってきた日記を書き終わることをいう。思いで多い日々、あるいは空白に過ぎた日があっても、いよいよ終わりとなれば、それぞに感慨が胸の中を去来することもある。 日記果つの俳句 日記果つ記さざる事実記す事実 村上唯志 日記果つの俳句 濃淡の筆あと残し日記果つ 阿部和雄 日記果つの俳句 憂きことも弾めることも日記果つ 永野美智子 日記果つの俳句 病みもせず華やぎもなく日記果つ 阿部陽子 日記果つの俳句 いささかの悔恨ありし日記果つ 松山寿美 日記果つの俳句 一年の波瀾万丈日記果つ 川上真太郎 日記果つの俳句 喜びも悲しみも閉ぢ日記果つ 野田ゆたか