12-d-13
[季節] 仲冬を主に三冬(12月を主に11月から1月)生活季題
[季題] 焚火(たきび)
[副題] なし。
暖をとるために枯木や枯草を焚く火である。
霧の朝に町中で焚く焚火・社寺の境内での落葉焚・野山で木の枝や枯蔦を燃やす焚火・建築現場で木屑・塵を燃やす焚火などがある。
焚火を囲むということは何かと心の通い合うものである。
焚火の煙の匂いや焚火跡さえも親しく思われるいかにも冬らしい光景である。
焚火の俳句歳時記 清月俳句歳時記12月の生活俳句のページです。例句は、芭蕉のほかは現在活動中の有季定形・伝統的俳句作家の皆様の俳句から抽出しています。編者野田ゆたかは、平成22年1月現在、ホトトギス及び未央で指導を仰ぐとともにインターネット俳句「清月」を主宰しています。 [季節] 仲冬を主に三冬(12月を主に11月から1月) 生活季題 [季題] 焚火(たきび) [副題] なし。 暖をとるために、枯木や枯草を焚く火である。霧の朝、町中で焚く焚火、社寺の境内での落葉焚、野山で木の枝や枯蔦を燃やす焚火、また建築現場で木屑や塵を燃やす焚火など、焚火を囲むということは、何かと心の通い合う物である。 焚火の煙、煙の匂いや焚火跡さえも親しく思われる、いかにも冬らしい光景である。 焚火の俳句 文ならぬいろはもかきて火中哉 松尾芭蕉 焚火の俳句 焚火して漁る父を待ちにけり 姉歯義ひろ 焚火の俳句 いつも来る顔の変らぬ浜焚火 岡村紀洋 焚火の俳句 焚火して棟梁の朝始まりぬ 池田辛悪 焚火の俳句 農仕舞したる安堵に焚火守る 南部静季 焚火の俳句 岳樺燃え立ち匂ふ夕焚火 戸本文雄 焚火の俳句 助手席へ焚火の匂ひ持込みぬ 野田ゆたか