12-c-06
[季節] 仲冬を主に三冬（１２月を主に１１月から１月）地理季題
[季題] 冬の山（ふゆのやま）
[副題] 冬山（ふゆやま） 冬山家（ふゆやまが）
枯山（かれやま）
草木の枯れた冬の山は遠目にも蕭条としている。
ただ松などの常緑樹が青々と残っている山や石があらわに見えている山あるいは山々の遠くに雪嶺が重なって見えたりする山があるがいずれも静寂そのものである。
冬の山の俳句 清月俳句歳時記／野田ゆたか編の１２月の時候俳句のページです。例句は、芭蕉のほかは現在活動中の有季定形・伝統的俳句作家の皆様の俳句から抽出しています。編者野田ゆたかnoda yutakaは、平成２４年１月現在、ホトトギスで指導を仰ぐとともにインターネット俳句「清月」を主宰しています。[季節]仲冬を主に三冬（１２月を主に１１月から１月）地理季題[季題]冬の山（ふゆのやま）[副題]冬山（ふゆやま）冬山家（ふゆやまが）枯山（かれやま）草木の枯れた冬の山は遠目にも蕭条としている。 ただ松などの常緑樹が青々と残っている山や石があらわに見えている山あるいは山々の遠くに雪嶺が重なって見えたりする山があるがいずれも静寂そのものである。▼冬山の俳句 冬山の懐深く般若窟 宇都宮美智子▼冬山の俳句 冬山の裾より鐘の一打二打 橋本正勝の俳句▼冬の山の俳句 冬の山幾筋もあり白き道 山口美琴の俳句▼冬山の俳句 火山灰猛りて霧島岳は冬 水野惠以の俳句▼冬の山の俳句 白樺の幹しらじらと冬の山 辻多津子の俳句▼冬の山の俳句 銀嶺を見せて日に染む冬の山 有馬たくの俳句▼冬山の俳句 浄土窟鉄鎖で閉ざし冬の山 野田ゆたかの俳句