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[季節] 仲冬を主に晩冬(12月を主に12月から1月)天文季題

[季題] 鰤起し(ぶりおこし)

[副題] なし
 
 
 日本海沿岸で言い習わされている言葉で鰤漁が盛んになる12月・1月ころの雷のこと。

 この雷は豊漁の前兆と言われ漁師に歓迎される。
鰤起しの俳句haiku saijiki 清月俳句歳時記/野田ゆたか編の12月の天文俳句のページです。例句は、芭蕉のほかは現在活動中の有季定形・伝統的俳句作家の皆様の俳句から抽出しています。編者野田ゆたかnoda yutakaは、平成24年1月現在、ホトトギスで指導を仰ぐとともにインターネット俳句「清月」を主宰しています。[季節] 仲冬を主に晩冬(12月を主に12月から1月)天文季題[季題] 鰤起し(ぶりおこし)[副題] なし。日本海沿岸で言い習わされている言葉で鰤漁が盛んになる12月・1月ころの雷のこと。この雷は豊漁の前兆と言われ漁師に歓迎される。<例句>鰤起しの俳句 鰤起し沖かけ冥む越の海 村上唯志。鰤起しの俳句 地震かとも驚く真夜の鰤起し 岡村紀洋。鰤起しの俳句 若者の声も混じりて鰤起し 飯岡良一。鰤起しの俳句 黒雲の脚早まりて鰤起し 岩本和行。鰤起しの俳句 鰤起し玻璃戸震へる漁師宿 石崎そうびん。鰤起しの俳句 漁師等の待ちに待ちたる鰤起し 清水恵山。鰤起しの俳句 大佐渡の沖の闇より鰤起し 野田ゆたか