12-a-11b
[季節] 仲冬(12月31日) 時候季題
===== このページは例句のみを掲出しています。=====
「行年」の副題『年惜む』の例句のページです。
※ 文語では「年惜む」と「む」の一文字を送ります。
口語では「年惜しむ」と「しむ」の二文字を送ります。
年惜しむの俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか編の12月の時候俳句のページです。例句は、芭蕉のほかは現在活動中の有季定形・伝統的俳句作家の皆様の俳句から抽出しています。編者野田ゆたかnoda yutakaは、平成24年1月現在、ホトトギスで指導を仰ぐとともにインターネット俳句「清月」を主宰しています。[季節] 初冬(11月7日ころ)時候季題このページは例句のみを掲出しています。「行年」の副題『年惜む』の例句のページです。季題の『行年』へリンク※ 文語では「年惜む」と「む」の一文字を送ります。 口語では「年惜しむ」と「しむ」の二文字を送ります。▼年惜むの俳句 佳き出逢ひ重ねし年を惜みけり 西ア佐知▼年惜しむの俳句 歌舞伎にもカーテンコール年惜む 土舘イサ▼年惜むの俳句 年惜む父の遺句集読み返す 門田窓城▼年おしむの俳句 毎年よ水掛け不動に年惜む 水野恵以▼年惜むの俳句 慈なく出会ひ尊び年惜む 松山寿美▼年惜しむの俳句 黒豆を気長に炊きて年惜む 堀口まゆみ▼年惜むの俳句 微温湯の余生なれども年惜む 西村舟津▼年惜むの俳句 老眼鏡外して座して年惜む 南部静季▼年惜しむの俳句 寺の鐘思ひきり撞き年惜む 土井木賊▼としおしむの俳句 懐かしの五座を偲びて年惜む 吉野濃菊▼年惜むの俳句 神鶏の暗く参道に年惜む 高橋泉也▼年惜むの俳句 恒例や紅白を観て年惜む 佐藤美和子▼年惜しむの俳句 阿修羅像咫尺に拝し年惜む 奥田不二子▼年惜むの俳句 句友居てこその生き甲斐年惜む 山本とも江▼年おしむの俳句 今年また平淡なりし年惜む 梅田澄子▼年惜しむの俳句 佳きことの数多の年を惜みけり 森島緋紗江▼年惜むの俳句 年惜むネオンの街の人騒に 水野良子▼年惜しむの俳句 おおらかに大先輩と年惜む 西野一朗▼年惜しむの俳句 しあはせは恙なきこと年惜む 野田ゆたか