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[季節] 初冬(11月)              植物季題

[季題] 柊の花(ひひらぎのはな/ひいらぎのはな)

[副題] 花柊(はなひひらぎ/はなひいらぎ)
 
 
 柊は庭園や籬などに植えられ2〜3メートルくらいになる常緑樹。また山地に自生もしている。

 11月ごろ葉腋に芳香のある白い小花が群がり咲く
 
 ひっそり咲いているが清楚で美しい。
 
 散り始めて地にこまかな花をこぼすところもまた趣がある。
 
 季語としては「柊の花」「柊咲く」「花柊」のように花であることをはっきりいう必要がある。
柊の花の俳句 清月俳句歳時記植物俳句「柊の花」の俳句ページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。例句は原則として文語旧仮名遣いの有季定型俳句を取り上げています。haikusaijiki nodayutaka[季節] 初冬(11月)植物季題[季題] 柊の花(ひひらぎのはな/ひいらぎのはな)[副題] 花柊(はなひひらぎ/はなひいらぎ) 柊は庭園や籬などに植えられ2〜3メートルくらいになる常緑樹。また山地に自生もしている。11月ごろ葉腋に芳香のある白い小花が群がり咲く。ひっそり咲いているが清楚で美しい。散り始めて地にこまかな花をこぼすところもまた趣がある。季語としては「柊の花」「花柊」「柊の香」のように花であることをはっきりいう必要がある。▼柊の花の俳句 柊の花の香ほのと裏鬼門 松山寿美の俳句▼柊の花の俳句 柊の花の香りや裏鬼門 土井木賊の俳句▼柊の花の俳句 柊のかをりて忌明け近かりし 藤本春苑の俳句▼柊の花の俳句 銀の糸引き柊の花こぼす 川上真太郎の俳句▼柊の花の俳句 柊の小花まっ白暮れ残り 森本順子の俳句▼柊の花の俳句 柊の花の盛りを訪ふは稀 上杉マサの俳句▼柊の花の俳句 この薫り花柊と知れるまで 野田ゆたかの俳句