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[季節] 初冬(11月)を主に三冬(11月から1月) 植物俳句 
 
[季題] 
大根(だいこん・だいこ・おほね/おおね)
 
[副題] 大根畑(だいこんばたけ・だいこばた)
 
 
 大根は中央アジア原産とみられるアブラナ科の2年草。
 
 主に地下の多汁・多肉質の長大な根を食べるが葉も食べられる。
 
 沢庵漬をはじめとして漬物の材料としても欠かせない。
 
 根の形と大きさは種類によって多様で桜島大根などは直径30センチ・重さ15キロ余りのものも珍しくない。
 
 沢庵漬をはじめとして漬物の材料としても欠かせない。
 
 古名は「おおね」といい春の七草では「すずしろ」と呼ばれる。
 
 ※「大根引・大根洗ふ(う)・大根干す」・「大根煮る」は別題となる。
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大根の俳句 清月俳句歳時記植物俳句11月の俳句ページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。編者野田ゆたかは、平成22年1月現在、ホトトギス及び未央で指導を仰ぐとともにインターネット俳句「清月」を主宰しています。 [季節] 初冬(11月)を主に三冬(11月から1月) 植物俳句 [季題] 大根(だいこん・だいこ・おほね/おおね) [副題] 大根畑(だいこんばたけ・だいこばた) 大根は中央アジア原産とみられるアブラナ科の2年草。主に地下の多汁・多肉質の長大な根を食べるが、葉も食べられる。沢庵漬をはじめとして漬物の材料としても欠かせない。 根の形と大きさは種類によって多様で、桜島大根などは直径30センチ、重さ15キロ余りのものも珍しくない。 沢庵漬をはじめとして漬物の材料としても欠かせない。 古名は「おおね」といい、春の七草では「すずしろ」と云われる。 ※ 「大根引」、「大根洗ふ(う)」、「大根干す」は、別題となる。 大根の俳句 もののふの大根苦きはなし哉 松尾芭蕉 大根の俳句 大根を貰ひ寄り道ままならず 西崎佐知 大根売るの俳句 朝市の葉付大根直ぐに売れ 井川芳子 大根買うの俳句 日暮れ市大値切して大根買ふ 岩井純子 大根の葉の俳句 束ねたる大根の葉の重さかな 小林圭子 大根の俳句 おろしにと手頃の大根選りて引く 前川嘉風 大根の俳句 土付きの葉付き大根すぐ売れて 杉山春萌 大根の俳句 朝市の葉付大根所望せり 青木菅子 大根の俳句 大根の青首ぐんと飛び出して 古川春美 大根の俳句 大根の首の青さを競ひをり 林雄次郎 大根の俳句 荒縄で束ね大根を鬻ぎをり 布野寿 大根の俳句 義父の手にかかる大根よく太り 大場比奈子 大根の俳句 大根の青首揃ひ出番待つ 北野美代子 大根の俳句 大根や首のぞかせて土の中 杉林義男 大根の俳句 抜きたての大根並ぶ無人店 及川輝子 大根の俳句 土を割り種採大根みずみずし 小笠原ひろみ 大根の俳句 幾種にも調理の恵みある大根 加藤ひかり 大根の俳句 大根や食安全の話など 岩本幸子 大根の俳句 大根の煮あがる匂ひ夕間暮 野田ゆたか