11-e-09
[季節] 初冬(11月8日) 行事季題
[季題] 鞴祭(ふいごまつり)
[副題] 蜜柑撒(みかんまき)
11月8日(古くは旧暦11月8日)京都伏見稲荷の御火焚神事の日に全国の鍛冶屋や鋳物屋など鞴を用いるところで浄めの祭が行われる。
現在では大型の電動鞴が用いられるようになり祭りそのものはあまり盛んではない。
しかし大阪の堺は鉄砲鍛冶の昔から刃物どころであり鞴を使う家が多く祭りは賑やかになる。
鞴に供えた蜜柑は風邪薬になると言って喜ばれ配ったり撒いたりする。
鞴祭の俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか遍のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。例句は原則として文語旧仮名遣いの有季定型俳句を取り上げています。清月の所在地 大阪府枚方市[季節] 初冬(11月8日)行事季題[季題] 鞴祭(ふいごまつり)[副題] 蜜柑撒(みかんまき)11月8日(古くは旧暦11月8日)京都伏見稲荷の御火焚神事の日に全国の鍛冶屋や鋳物屋など鞴を用いるところで浄める祭が行われる。現在では大型の電動鞴が用いられるようになり祭りはあまり盛んではない。しかし大阪の堺は鉄砲鍛冶の昔から刃物どころであり鞴を使う家が多く祭りは賑やかになる。鞴に供えた蜜柑は風邪薬になると言って喜ばれ配ったり撒いたりする。/鞴祭りの俳句 農具打つ村に一軒鞴祭 門田窓城/鞴祭の俳句 刀匠の技を披露し鞴祭 布野 壽/鞴祭の俳句 まわし飲む鞴祭のお神酒かな 清水恵山/鞴祭の俳句 炎立つ鞴祭の剣かな 橋本幹夫/鞴祭の俳句 師系てふ強き絆や鞴祭 野田ゆたか