11-d-13
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[季節] 初冬を主に三冬(11月を主に11月から1月)生活季題

[季題] 竹瓮(たつぺ/たっぺ)

[副題] なし
 
 
 細い竹を筒又は壺のように簀編みにして筒の一端又は壺状の底を紐などで閉じ一方の口から魚類が入ると外に出られない仕掛けになっている。

 湖・沼・川・細江などに寄せ餌を入れて沈めておき魚・海老・蟹などが入ったころを見計らって水から上げる。

 夕刻に仕掛けて翌朝に上げるのが一般的であるが対象魚によっては仕掛ける時刻が異なることがある。

 竹瓮は単独で用いられたり数10個連ねて用いたりする。
竹瓮の俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか遍のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。例句は原則として文語旧仮名遣いの有季定型俳句を取り上げています。清月の所在地・大阪府枚方市[季節] 初冬を主に三冬(11月を主に11月から1月) 生活季題[季題] 竹瓮(たつぺ/たっぺ)[副題] なし。細い竹を筒又は壺のように簀編みにして筒の一端又は壺状の底を紐などで閉じ一方の口から魚類が入ると外に出られない仕掛けになっている。湖・沼・川・細江などに寄せ餌を入れて沈めておき魚・海老・蟹などが入ったころを見計らって水から上げる。夕刻に仕掛けて翌朝に上げるのが一般的であるが対象魚によっては仕掛ける時刻が異なることがある。竹瓮は単独で用いられたり数10個連ねて用いたりする。<例句11d-13 竹瓮>・竹瓮の俳句 四万十に籠もる朝霧竹瓮漁 西村舟津・竹瓮の俳句 竹瓮舟出でし八幡堀の宿 橋本正勝・竹瓮の俳句 蝦竹瓮沈めて星を仰ぎけり 橋本幹夫・竹瓮の俳句 まづ竹瓮沈め釣竿出しにけり  清水恵山・竹瓮の俳句 神宿る島に生活の竹瓮漁 野田ゆたか