11-d-01
[季節] 初冬を主に三冬(11月を主に11月から1月)生活季題
[季題] 茎漬(くきづけ)
[副題] 茎の桶(くきのおけ) 茎の石(くきのいし)
菜漬(なづけ)
蕪や大根・野沢菜などの葉・茎を樽に入れ塩を加え重石を載せて漬け込んだものをいう。
漬けるのに麹を用いることもある。
数日で熟し酸味があって美味。
漬ける桶を「茎の桶」といい上に置く石を「茎の石」などという。
貯蔵するのか直ぐに食べるのかによって塩加減が異なり長く蓄えられるように漬けたものが菜漬である。
俳句では「菜漬く」と動詞形にして詠み込むこともある。
茎漬の俳句 清月俳句歳時記生活俳句11月の俳句ページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。編者野田ゆたかは、平成22年1月現在、ホトトギス及び未央で指導を仰ぐとともにインターネット俳句「清月」を主宰しています。 [季節] 初冬を主に三冬(11月を主に11月から1月) 生活季題 [季題] 茎漬(くきづけ) [副題] 茎の桶(くきのおけ) 茎の石(くきのいし) 菜漬(なづけ) 蕪や大根、野沢菜などの葉・茎を樽に入れ、塩を加え、重石を載せて漬け込んだものをいう。漬けるのに麹を用いることもある。 数日で熟し、酸味があって美味。漬ける桶を「茎の桶」といい、上に置く石を「茎の石」などという。 貯蔵するのか、すぐに食べるのかによって塩加減が異なり、長く蓄えられるように漬けたものが菜漬である。 俳句では「菜漬く」と動詞形にして詠み込むことがある。 茎漬の俳句 茎漬けて豊かな心育ちけり 森本恭生 茎漬の俳句 異国より戻る伜に茎漬くる 山口丘刀 茎漬の俳句 茎漬を土産に提げて友訪ね 綾井 美 茎の石の俳句 言ふなれば此の家の歴史茎の石 川上真太郎 茎桶の俳句 母逝きて乾ききつたる茎の桶 阿部陽子 茎漬の俳句 どつしりと収まる茎の重石かな 土屋 勝 茎の石俳句 子の代に譲るいびつな茎の石 野田ゆたか