11-b-01
[季節] 初冬(11月) 旧暦10月1日 天文季題
[季題] 神渡(かみわたし)
[副題] なし。
※神の旅(行事)は別題となる。
旧暦10月(神無月)の朔日(1日)に吹く西風で出雲へお旅立になる神々を送る風とされる。
風に乗って空を飛び給う神の旅姿を思うのも俳人のロマンだろうか。
神渡の俳句 清月俳句歳時記天文俳句11月の俳句ページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。編者野田ゆたかは、平成22年1月現在、ホトトギス及び未央で指導を仰ぐとともにインターネット俳句「清月」を主宰しています。 [季節] 初冬(11月) 旧暦10月1日 天文季題 [季題] 神渡(かみわたし) [副題] なし。 神の旅 (行事)は別題となる。 旧暦10月(神無月)の朔日(1日)に吹く西風で、出雲へお旅立になる神々を送る風とされる。 風に乗って空を飛び給う神の旅姿を思うのも俳人のロマンだろうか。 神渡の俳句 老い鹿の時によろめく神渡 西崎佐知 神渡の俳句 ご神木注連をゆらせて神渡 宇都宮美智子 神渡の俳句 神渡松籟奏し奉る 辻多津子 神渡の俳句 神渡狛犬毬を押へをり 松山寿美 神渡の俳句 時ならぬ楠のざわめき神渡 竹中三津子 神渡の俳句 漁休む十勝の沖の神渡 和泉清一 神渡の俳句 神渡白波走る響灘 川上真太郎 神渡の俳句 時ならず告げる神鶏神渡 岸野幸子 神渡の俳句 神苑の絵馬打ち鳴らす神渡 吉井竹志 神渡の俳句 神渡石狐守る杜騒がしき 山本とも江 神渡の俳句 束の間の風の誘ふ神渡 梅田澄子 神渡の俳句 父の声したかと思ふ神渡 福島二美 神渡の俳句 反橋の松ケ枝騒ぐ神渡 大畠宮子 神渡の俳句 波立ちて今たたれしや神渡 新庄一雄 神渡の俳句 雲とんで月光亘る神渡 小笠原ひろみ 神渡の俳句 神渡供の白雲連なりて 本田敏子 神渡の俳句 神渡息つめ渡るかずら橋 原口澄子 神渡の俳句 朝の日のこうごうしさや神渡 小川和子 神渡の俳句 神渡荒れし白波尖る佐渡 野田ゆたか