10-g-78
[季節] 晩秋(10月) 植物季題
[季題] 茱萸(ぐみ)
[副題] 秋茱萸(あきぐみ)
茱萸は日当たりの良い川原や原野に群生する落葉低木で夏に実が生るものと秋に生るものがある。
単に「茱萸」と俳句に詠むと秋のものを指すこととなる。
秋茱萸は初夏に花が咲き果実が十月ごろ紅熟する。
実は少し渋みを感じるが甘酸っぱく食用になり茱萸酒材にもなる。
茱萸の俳句 清月俳句歳時記/野田ゆたか遍のページです。例句は原則として文語旧仮名遣いで詠まれた有季定型の伝統的俳句を取り上げています。清月俳句会の歳時記 haiku a glossary of seasonal words for haiku poets noda yutaka[季節] 晩秋(10月)植物季題[季題] 茱萸(ぐみ)[副題] 秋茱萸(あきぐみ)茱萸は日当たりの良い川原や原野に群生する落葉低木で夏に実が生るものと秋に生るものがある。単に「茱萸」と俳句に詠むと秋のものを指すこととなる。秋茱萸は初夏に花が咲き果実が十月ごろ紅熟する。実は少し渋みを感じるが甘酸っぱく食用になり茱萸酒材にもなる。/茱萸の俳句 茱萸熟るる柳生の里の廃屋に 西村舟津/茱萸の俳句 鈴なりの茱萸に鵯来てをりぬ 松山寿美/茱萸の俳句 俵ぐみ紅ほんのりと垂れ下り 上杉マサ