10-g-56
[季節] 晩秋(10月) 植物季題
[季題] 桐の実(きりのみ)
[副題] なし。
桐は落葉高木で秋になると3〜4cmほどの固い果実が鈴生りになる。
熟して割れると中が二つに分かれていて翼のある種子を数千個蔵している。
高空に桐の実が風に揺れて鳴っているのは晩秋の趣のある景である。
桐の実の俳句 清月歳時記/野田ゆたか遍 haiku noda yutaka saijiki 例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。清月庵 大阪府枚方市 有季定型俳句 伝統俳句の歳時記のページです。編者野田ゆたかは、インターネット俳句「清月」を主宰しています。[季節] 晩秋(10月)植物季題[季題] 桐の実(きりのみ)[副題] なし。桐は落葉高木で秋になると3〜4cmほどの固い果実が鈴生りになる。熟して割れると中が二つに分かれていて翼のある種子を数千個蔵している。高空に桐の実が風に揺れて鳴っているのは晩秋の趣のある景である。<例句>/桐の実の俳句 桐の実の錆深めゆく風の音 野田ゆたか/桐の実の俳句 桐は実に築地めぐらす旧家かな 東 嘉子/桐の実の俳句 家老邸屋根を凌ぎて桐は実に 藤戸寿枝