10-g-48
[季節] 晩秋(10月) 植物季題
[季題] 椎の実(しひのみ/しいのみ)
[副題] 落椎(おちしひ/おちしい)
椎拾う(しひひろふ/しいひろう)
常緑高木のすだ椎・まてば椎・つぶら椎など実に大小があるが2cmぐらい。
細い団栗のような硬い実がつき熟すると殻が裂けて堅果が露出する。
団栗の仲間であるが実の内部には白く肥厚した甘みのある子葉があり炒って食べるとおいしいという。
椎の実の俳句 清月歳時記/野田ゆたか遍 haiku noda yutaka saijiki 例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。京都清月庵 木津川市 大阪清月庵 枚方市 有季定型俳句 伝統俳句の歳時記のページです。編者野田ゆたかは、インターネット俳句会「清月」を主宰しています。[季節] 晩秋(10月)植物季題[季題] 椎の実(しひのみ/しいのみ)[副題] 落椎(おちしひ/おちしい)椎拾う(しひひろふ/しいひろう)常緑高木のすだ椎・まてば椎・つぶら椎などの実に大小があるが2cmぐらい。細い団栗のような硬い実がつき熟すると殻が裂けて堅果が露出する。団栗の仲間であるが実の内部には白く肥厚した甘みのある子葉があり炒って食べるとおいしいという。<10g-48 椎の実>・椎の実の俳句 椎の実の落ちて又落つ宮静か 松山寿美・椎の実の俳句 ポケットの椎の実鳴らし山下る 青野春枝・椎の実の俳句 つぎつぎと来て椎拾ふまた落つる 長田穂峰・椎の実の俳句 島案内しつつ椎の実拾ひくれ 伊藤悦子・椎の実の俳句 見せに来る児の椎の実の温かし 清水恵山・椎の実の俳句 椎の実の零れだしたる杜の空 野田ゆたか/椎の実の俳句 ポケットに似合ふ椎の実拾ひけり 森本恭生