10-g-44
[季節] 晩秋(10月) 植物季題
[季題] 柳散る(やなぎちる)
[副題] 散る柳(ちるやなぎ)
柳は秋も終わろうとする頃葉が黄色く色づきやがて少しずつ静かに葉を落としてゆく。
細い葉が音もなくはらはら散るさまは侘しさを感じさせる。
枝垂柳は仲冬まで葉が残るものがありこれが散り終わる頃はすっかり冬景色になる。
柳散るの俳句 清月歳時記/野田ゆたか遍 haiku noda yutaka saijiki 例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。京都清月庵 木津川市 大阪清月庵 枚方市 有季定型俳句 伝統俳句の歳時記のページです。編者野田ゆたかは、インターネット俳句会「清月」を主宰しています。[季節] 晩秋(10月)植物季題[季題] 柳散る(やなぎちる)[副題] 散る柳(ちるやなぎ)柳は秋も終わろうとする頃葉が黄色く色づきやがて少しずつ静かに葉を落としてゆく。細い葉が音もなくはらはら散るさまは侘しさを感じさせる。枝垂柳は仲冬まで葉が残るものがありこれが散り終わる頃はすっかり冬景色になっている。<10g-44 柳散る>・柳散るの俳句 庭掃て出ばや寺にちる柳 松尾芭蕉・柳散るの俳句 白秋を偲ぶお話柳散る 池末あけみ・柳散るの俳句 老ひ母の歩みほとほと柳散る 池下よし子・柳散るの俳句 己が影水面に映し柳散る 清水恵山・柳散るの俳句 柳散る寺の太鼓に急かれつつ 山口丘刀・柳散るの俳句 白雲の行方いづこぞ柳散る 駒田暉風・柳散るの俳句 柳散るランドマークの天守閣 野田ゆたか