10-g-41
[季節] 晩秋(10月) 植物季題
[季題] 蘆の花(あしのはな)
[副題] 芦の花(あしのはな) 葦の花(あしのはな)
葭の花(よしのはな) 蘆の穂(あしのほ)
蘆の穂絮(あしのほわた)
水辺の蘆は茎頂に大きな穂を伸ばし紫色・後に紫褐色になる小花を円錐花序をなして群がりつける。
花の下に白い毛がついていて実を飛ばすのに役立つ。
穂は芒よりもふさふさとしていて逞しく豊かな感じがする。
「蘆」の音「あし」が「悪し」に通じるのを嫌って「よし(葭)」と呼ばれ「葭の花」と用いられることもある。
<参考> 蘆の角→仲春 青蘆→三夏 蘆→三秋 枯蘆→三冬
蘆の花の俳句 清月歳時記/野田ゆたか遍 haiku noda yutaka saijiki 例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。京都清月庵 木津川市 大阪清月庵 枚方市 有季定型俳句 伝統俳句の歳時記のページです。編者野田ゆたかは、インターネット俳句会「清月」を主宰しています。[季節] 晩秋(10月) 植物季題[季題] 蘆の花(あしのはな) 芦の花(あしのはな) 葦の花(あしのはな)[副題] 葭の花(よしのはな)蘆の穂(あしのほ)蘆の穂絮(あしのほわた) 水辺の蘆は茎頂に大きな穂を伸ばし紫色・後に紫褐色になる小花を円錐花序をなして群がりつける。 花の下に白い毛がついていて実を飛ばすのに役立つ。 穂は芒よりもふさふさとしていて逞しく豊かな感じがする。「蘆」の音が「悪し」に通じるのを嫌って「よし(葭)」と呼ばれ「葭の花」と用いられることもある。 <参考> 蘆の角→仲春 青蘆→三夏 蘆→三秋 枯蘆→三冬<10g-41 芦の花>・蘆の花の俳句 水郷を巡るステージ蘆の花 門田窓城・蘆の花の俳句 つつと来て鷺の漁る芦の花 小笠原ひろみ・蘆の花の俳句 蘆の花狭間往き交ふ屋形舟 松宮育子・蘆の花の俳句 芦の穂や田舟漕ぎ出す水城趾 杉橋てつ・蘆の花の俳句 伝説の河童の沼や蘆の花 清水恵山・蘆の花の俳句 蘆の花川は静かに流れゐし 橋本幹夫・蘆の花の俳句 湖上関ありしは昔蘆の花 野田ゆたか