10-g-34
[季節] 晩秋(10月) 植物季題
[季題] 無花果(いちじく)
[副題] なし。
花が咲かずに実るのでこの字があてられている。
日本には江戸時代初期に渡来した。
食用にされているのは実のように見える花嚢といわれる部分で小さな花が集まったもの。
生食のほか煮たりジャムにしたりする。
乾燥させたものは保存食にもなる。
無花果の俳句 清月俳句歳時記10月の植物俳句のページです。例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。京都清月庵 木津川市 大阪清月庵 枚方市 有季定型俳句 伝統俳句の歳時記のページです。編者野田ゆたかは、インターネット俳句「清月」を主宰しています。[季節] 晩秋(10月)植物季題 [季題] 無花果(いちじく) [副題] なし。花が咲かずにみのるのでこの字があてられている。日本には江戸時代初期に渡来した。食用にされているのは実のように見える花のうといわれる部分で小さな花が集まったもの。生食のほか煮たりジャムにしたりする。乾燥させたものは保存食にもなる。無花果の安値につられ今日も買ふ 山中明石 無花果を食ぶ九十の顔の雛 貫野 浩 無花果の天ぷらもあり京料理 田川 栄 何時椀ぐか隣家無花果見て通る 古川春美 無花果に羽音忙しき日和かな 森本順子 車押し友無花果を持ちくれし 大西吉子 ゴム長を履けり無花果もぐ朝 野田ゆたか/無花果の俳句 無花果を割れば現る戦の火 高橋泉也