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[季節] 晩秋(10月)       植物季題
 
[季題] 零余子(ぬかご)

[副題] むかご   零余子飯(ぬかごめし)
    むかご飯(むかごめし)
 
 
       副題『零余子飯』の例句へ

 
 自然薯・とろろなどの葉腋に生じる暗緑ないし暗褐色の玉芽をいう。
 
 ふつう指先くらいの大きさであるが種類によって形や大きさが異なる。
 
 皮は褐色で肉は白く熟したものを食すが風味が豊かで野趣に富む。
 
 塩茹でにしたり炊込飯にしたりする。
零余子の俳句 清月歳時記/野田ゆたか遍 haiku noda yutaka saijiki 例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。清月庵 大阪府枚方市 有季定型俳句 伝統俳句の歳時記のページです。編者野田ゆたかは、インターネット俳句「清月」を主宰しています。[季節] 晩秋(10月)植物季題[季題] 零余子(ぬかご)[副題] むかご零余子飯(ぬかごめし)むかご飯(むかごめし)自然薯・とろろなどの葉腋に生じる暗緑ないし暗褐色の玉芽をいう。ふつう指先くらいの大きさであるが種類によって形や大きさが異なる。皮は褐色で肉は白く熟したものを食すが風味が豊かで野趣に富む。塩茹でにしたり炊込飯にしたりする。<例句>▼副題『零余子飯』の例句へ/零余子の俳句 きくの露落て拾へばぬかごかな 松尾芭蕉/零余子の俳句 蔓寄せて零余子零してしまひけり 森本恭生/零余子の俳句 蔓引けばすぐぽろぽろと零余子落つ 西村舟津/零余子の俳句 確かなる音を残して零余子落つ 藤本春苑/零余子の俳句 そと触れてばらばら落つる零余子かな 川上真太郎/零余子の俳句 蔓に触れむかごこぼれてしまひけり 杉山春萌/零余子の俳句 びっしりと零余子連なり蔓伸びる 永野美智子