10-g-27
[季節] 晩秋（１０月） 植物季題
[季題] 蜜柑（みかん）
[副題] 蜜柑山（みかんやま）
暖地に多く栽培され晩秋に熟し色づく。
代表的なものは鹿児島県原産の温州蜜柑で我が国の一般的な蜜柑として静岡・和歌山・愛媛で多く産している。
蜜柑の俳句 清月歳時記／野田ゆたか遍 haiku noda yutaka saijiki 例句は、インターネット俳句清月俳句会の投句及び廃刊俳誌「引鶴」の雑詠句或いは芭蕉俳句などから抽出しています。京都清月庵 木津川市 大阪清月庵 枚方市 有季定型俳句 伝統俳句の歳時記のページです。編者野田ゆたかは、インターネット俳句会「清月」を主宰しています。[季節] 晩秋（１０月）植物季題[季題] 蜜柑（みかん）[副題] 蜜柑山（みかんやま） 暖地に多く栽培され晩秋に熟し色づく。代表的なものは鹿児島県原産の温州蜜柑で、我が国の一般的な果物として静岡・和歌山・愛媛で多く産している。・蜜柑の俳句 蜜柑照る島に小さき発電所 舘野翔鶴・蜜柑の俳句 海照りを橋に返して島蜜柑 門田窓城・蜜柑の俳句 海坂のなぞえに蜜柑鈴生りて 吉井竹志・蜜柑の俳句 蜜柑の香溢る島裏島表 稲福昌一・蜜柑の俳句 スーパーの試食すすめる蜜柑売 姉歯義ひろ・蜜柑の俳句 青蜜柑きつき酸味の自己主張 高橋泉也・蜜柑の俳句 山捨てる心に蜜柑採りあぐね 松阪久美子・蜜柑の俳句 一湾を囲ふ西伊豆みな蜜柑 戸本文雄・蜜柑の俳句 海に向く日矢に色づく蜜柑山 土井木賊・蜜柑の俳句 持山の蜜柑なりしと届けらる 佐藤美和子・蜜柑の俳句 海照りの島から島へ蜜柑舟 門田あさひ・蜜柑の俳句 釣銭を差し出す指に蜜柑の香 田中由美子・蜜柑の俳句 有機蜜柑揃はぬ粒の詰まりあり 加藤美津子・蜜柑の俳句 瀬戸の航またもまたもと島蜜柑 栗林清瑶・蜜柑の俳句 招かれし有田頂上まで蜜柑 山本とも江・蜜柑の俳句 蜜柑売るうしろは蜜柑畑かな 山本青水・蜜柑の俳句 しまなみの橋支ふかに蜜柑照る 西野一朗・蜜柑の俳句 縁かな蜜柑分け合ふ列車旅 池下よし子・蜜柑の俳句 蜜柑剥く海の蒼さを沖に見て 野田ゆたか